薬局薬剤師の仕事は割に合わない、給料が低いから辞めたい、と悩んでいませんか?
自分には薬剤師は合っていないかも…
薬剤師になるまでに多額のお金がかかったので、薬剤師以外の仕事に転職するのはちょっと……と思ってしまいますよね。
でも、薬剤師資格は薬局薬剤師以外の仕事でも活かせます。薬剤師資格があるからこそ、他の仕事に挑戦ができます。
この記事では、薬局薬剤師以外で薬剤師資格を活かせる仕事には何があるのか、その仕事に転職する方法や注意するポイントなどすべて紹介します。
- 薬剤師が活躍できる仕事から読む
- 実際に異業種へ転職した人の声から読む
- 異業種へ転職する手順から読む
記事を読む時間がない方向けに要点をまとめた動画を作成しました。ぜひご覧ください。
薬剤師資格を活かした転職には、薬剤師転職エージェントの利用をオススメします。
>>【転職エージェント9社比較&おすすめ3選】の記事にジャンプ
薬局薬剤師だけじゃない!薬剤師資格が活かせる仕事10選
薬剤師資格は薬局以外でも活かせる
薬剤師の専門知識やスキルは、実は薬剤師だけでなく医療・製薬業界など幅広く活かせます。主なスキルをいかに示します。
- 医薬品の知識
- データを客観的に理解できる
- 安全性確保のため手順に従う
薬剤師が活躍できる仕事の例を紹介します。
平均年収を( )に記載しました。ちなみにドラッグストア・薬局の平均年収は356万円ですので、比較すると目安がわかります。(参考:doda公式サイト、求人統計データ、Indeed)
- 製薬会社のMR(医薬情報担当者) (732万円) 1000万円超可能
- 製薬会社のCRA(臨床開発モニター)(647万円)
- 製薬会社のDI(製品情報提供)(408万円) リモートワーク可能
- CRC(治験コーディネーター)(427万円) 専門性が活かせる
- 医療知識を活かしたライター(メディカルライター)(579万円) リモートワーク可能
- 品質管理・製造(399万円)
- 医薬品卸売・流通(407万円)
- 医療機器メーカー(562万円)
- 化粧品業界(406万円)
- 医療コンサルタント(477万円)
それぞれの仕事内容、必要なスキル、年収や勤務形態など詳しい情報は、薬剤師資格を活かせる仕事10選で解説しています。
薬剤師資格を持っている人は様々な職場で活躍している
薬剤師の職場は薬局や医療機関のみではないことをご存知ですか?
厚生労働省の調査によると、薬剤師資格を持っている人のうち約8割が薬局や医療機関で、約2割が他の職場で働いています。
薬剤師を辞めて異業種転職に成功!独自調査による生の声
薬剤師を辞めて異業種に転職した方の生の声を紹介します。
転職先は様々ですが、転職して「満足」という感想でした。(ジョブチェン薬剤師独自調査)
薬剤師からMR(医薬情報担当者)へ転職
MRはMedical Representativesの略で「医薬品医薬情報担当者」です。
MRの主な仕事内容は、病院の医師や調剤を行なう薬剤師に「自社の薬に関する情報を提供」することで、単なる薬の営業ではありません。
MRの年収は高く、平均で700万円以上、成績によっては1,000万円も可能です。詳しくは、MRの仕事内容・年収1,000万円のリアルで解説しています。
薬剤師からMRに転職した方に独自調査を行い、生の声を集めましたので紹介します。
薬剤師からMRに転職
34歳・男性(MRへ転職)
あなたが薬剤師を辞めて違う仕事に転職しようと思った理由をを選択してください。(複数選択可)
・給料が低かった
転職して満足ですか?
満足
薬剤師を辞めて違う仕事に転職することをすすめますか?
すすめる
<ジョブチェン薬剤師独自調査>
42歳・男性(MRへ転職)
あなたが薬剤師を辞めて違う仕事に転職しようと思った理由を選択してください。(複数選択可)
・給料が低かった
・残業が多かった
・休日が少なかった(土日祝が仕事だった)
・薬剤師の仕事が自分に合わなかった
・薬剤師の将来に不安を感じた
転職して満足ですか?
満足
薬剤師からCRA(臨床開発モニター)へ転職
CRAはClinical Research Associateの略で「臨床開発モニター」です。
製薬会社や医療品開発業務受託機関(CRO)に勤務し、主な仕事内容は新薬の有効性や安全性を確かめる「治験」が適切に実施されているかをモニタリングすることです。
詳しくは、CRAの仕事内容・必要なスキル・年収は?で解説しています。
薬剤師からCRAに転職した方に独自調査を行い、生の声を集めましたので紹介します。
薬剤師からCRAに転職
27歳・男性(CRAへ転職)
あなたが薬剤師を辞めて違う仕事に転職しようと思った理由を選択してください。(複数選択可)
・給料が低かった
・残業が多かった
・休日が少なかった(土日祝が仕事だった)
転職して満足ですか?
満足
薬剤師を辞めて違う仕事に転職することをすすめますか?
すすめる
<ジョブチェン薬剤師独自調査>
31歳・男性(CRAへ転職)
あなたが薬剤師を辞めて違う仕事に転職しようと思った理由をを選択してください。(複数選択可)
・薬剤師の将来に不安を感じた
薬剤師を辞めて違う仕事に転職することをすすめますか?
すすめる
<ジョブチェン薬剤師独自調査>
薬剤師からメディカルライターへ転職
メディカルライターは、医療や医薬品に関わる文書を作成します。文書作成が仕事のため、リモートワークが可能です。詳しくは、メディカルライターの仕事内容や働き方で解説しています。
薬剤師からメディカルライターに転職した方に独自調査を行い、生の声を集めましたので紹介します。
薬剤師からメディカルライターに転職
35歳・女性(メディカルライターへ転職)
転職して満足ですか?
満足
薬剤師を辞めて違う仕事に転職することをすすめますか?
すすめる
<ジョブチェン薬剤師独自調査>
35歳・女性(メディカルライターへ転職)
転職して満足ですか?
満足
年収は変わりましたか?
転職前 420万円→転職後 500万円(80万円アップ↑)
<ジョブチェン薬剤師独自調査>
薬剤師から医療コンサルタントへ転職
医療コンサルタントは、医療機関向けと医薬品・医療機器メーカー向けにコンサルティングを行います。
医療機関向けには、開業や経営や運営のコンサルティングを行い、医薬品・医療機器メーカー向けにはM&A戦略、システム導入、業務改善について支援します。
薬剤師から医療ライターに転職した方に独自調査を行い、生の声を集めましたので紹介します。
薬剤師から医療ライターに転職
27歳・女性(医療コンサルタントへ転職)
あなたが薬剤師を辞めて違う仕事に転職しようと思った理由を選択してください。(複数選択可)
・薬剤師の仕事が自分に合わなかった
・薬剤師の将来に不安があった
・職場の人間関係
薬剤師を辞めて違う仕事に転職することをすすめますか?
すすめる
<ジョブチェン薬剤師独自調査>
転職エージェントについては、転職エージェントを活用して転職を成功させる方法で詳しく解説しています。
薬剤師は割に合わない、薬剤師はやめとけと言われる理由
薬剤師は割に合わない、つまらない、辞めたいと思う主な理由
- 仕事にやりがいを感じない
- 収入やキャリアの成長が限定的である
- 新たなチャレンジを求めている
薬剤師を目指している人に「薬剤師はやめとけ」と言いたくなることもあるかもしれません。そのような時は、薬剤師を辞めて違う仕事を探すタイミングです。
薬剤師資格を持っていると、製薬企業でMR(医薬情報担当者)やCRAとして、またリモートワークでメディカルライターなど、他の仕事にチャレンジできます。
興味や適性に合った仕事を探すと仕事の満足度が高まります。
薬剤師に向いている?チェックリスト
薬剤師に向いているか今すぐチェック!(3つ以上は薬剤師に向いていません)
- 薬剤師の仕事は単調だ
- 年収に限界があると感じている
- 薬剤師はオワコンだと思う
- 患者さんに服薬指導をすると面倒くさがられ、やる気を無くす時がある
- 医師や看護師よりも立場が低くて嫌だ
- 狭い人間関係は嫌だ
3つ未満の方は、今の職場に不満があるかもしれません。職場に不満があったらまずやるべきことをご覧ください。
薬剤師を辞めても大丈夫な理由
自分には薬剤師が合っていない辞めたい、と思っていても薬剤師を辞めて異業種に転職することに、不安があるかもしれません。
でも、心配ありません。
薬剤師の専門知識やスキルは、異業種でも十分に発揮できます。異業種にチャレンジをすることで、自身の可能性を拡げることができます。
薬剤師を辞めて転職しても大丈夫な理由を紹介します。
専門性があるので収入が高い
薬剤師は専門的な医療知識を必要とするため、一般的に収入が高いと言われています。
製薬会社に就職すると、MRやCRAで年収1,000万円超も期待できます。
薬剤師資格があると転職しやすい
薬剤師資格は、薬剤師転職エージェントや転職サイトで需要があります。
もし仮に薬剤師を辞めて異業種に転職し、また薬剤師に戻りたいと思ったら薬剤師に戻れます。
薬剤師が異業種に転職するメリット・デメリット
薬剤師から異業種への転職には、メリットとデメリットがあります。
薬剤師から異業種転職のメリット
薬剤師から異業種へ転職する際に、以下のメリットがあります。
- 新たなキャリアの可能性が広がる
- 収入アップが期待できる
- 仕事の多様性とやりがいを実感できる
- 調剤以外のスキルを身につけられる
これらのメリットは、異業種転職を検討する際に魅力的な要素となります。
薬剤師から異業種転職のデメリット
一方で、薬剤師から異業種へ転職する際に以下のデメリットも考慮すべきです。
- 資格や経験が直接活かせないことがある
- 一時的に年収が低くなることがある
- 薬剤師に比べて求人が少ない
これらのデメリットを踏まえ、転職計画を練ることが重要です。
薬剤師を辞めて違う仕事を始めるロードマップ
薬剤師から異業種に転職する際のロードマップを紹介します。
①転職の目的を明確にする
転職を始める前に、違う仕事を探す目的を明確にしましょう。
なぜ今の仕事を辞めたいのか、転職することで何を得たいのかを具体的に考えることが大切です。
目的が明確になると方向性が決まり、転職に対して前向きになりモチベーションが上がります。
②自分の強み・弱み・得意を理解する
転職活動では、自分のスキルや経験や強み・弱み・得意なことを理解することが重要です。
自己分析をすることで、自分のスキル・経験や強みが活かせる業種や職場を探すことができます。
- 今までの経験やスキル
- 得意なことや好きなこと
- 大切にしている価値観
- 将来の目標やありたい姿
③転職の希望条件を明確にする
次に、転職先の希望条件を明確にします。
主な希望条件は、業界・職種、年収、休日、福利厚生などです。
自分の希望条件を明確にすることで、効率的に転職先を探すことができます。譲れないポイントと妥協点なども設定しておくと効率的に転職に取り組めます。
希望条件はできるだけ具体的に数値で示すことをオススメします。
- 年収600万円以上(最低550万円)
- 土日がお休み(最低限、日曜休み)
- 残業は月10時間以内(繁忙期は20時間まで可)
- 家から通勤1時間以内 など
④転職エージェントに登録する
希望の業界・職種が決まっている方もそうでない方も、まず転職エージェントに登録してプロのアドバイザーに相談しながら転職をすすめましょう。
転職エージェントについては、薬剤師転職エージェント9社比較とおすすめ3選で詳しく解説しています。
⑤紹介された求人から転職先を選ぶ
転職エージェントから求人を紹介されたら、Step 3で決めた希望する条件に合う転職先を選びます。
⑥応募する|必要書類の作成・面接対策
希望する転職先に応募し、書類選考・面接へと進みます。
⑦面接後、内定の連絡を受ける
面接日の日程調整や設定も転職エージェントが代行してくれるため、働きながら転職活動が可能です。
内定が出たら、キャリアアドバイザーが入社日の調整を代行してくれます。また、転職先に直接言いにくい年収や給与などの詳細を交渉してくれます。
入社後3ヶ月ほどは、担当者によるアフターフォローがあります。困ったことがあれば、キャリアアドバイザーに相談できます。
⑧退職する
退職は、慎重に行う必要があります。退職の際のポイントを以下に示します。
- 事前に上司に相談: 退職の意向を上司に伝え、円満な退職のための相談を行う。
- 退職届の提出: 退職届を提出し、退職日を確定させる。
- 感謝の意を伝える: 仕事仲間や上司への感謝の意を伝える。
薬剤師としての職場を離れる際には、円満退職で良い印象を残すよう心がけましょう。
やむをえず退職がスムーズにできない職場には、【退職代行サービス】を利用する方法もあります。
転職を成功させるポイント
転職を成功させる3つのポイントは
・転職する前に準備する
・一人で転職しようとしない
・スキルアップする
です。詳しくは転職で失敗しない対処法で紹介しています。
転職前に準備する
転職をしようと決めたら、準備が必要です。
- 転職したい職種・業界の情報を調べる(セミナー等に参加)
- いつまでに転職するか計画を立てる
- 生活費を確保する
転職にかかる期間は人それぞれですが、転職エージェントを利用した方対象に行ったアンケート結果(独自調査)では1〜2ヶ月が最も多く、約7割の方が2ヶ月以内という結果でした。
生活費はあらかじめ確保しておくことをオススメします。
一人で転職しようとしない
一人で転職しようとせず、転職エージェントに登録し、プロ(キャリアアドバイザー)を味方につけて進めましょう。
スキルアップする
薬剤師を辞めて異業種に転職する場合、その業種で必要なスキルを取得しておきましょう。
薬剤師から異業種へ転職する場合、希望する条件が合わないことがあります。その場合、スキルや経験不足が考えられます。
製薬会社に転職する場合は、英語とパソコンスキルは必須です。英語のテストはTOEICが一般的です。
転職エージェントを味方につけて転職を成功させよう!
薬剤師から異業種への転職を考える際、転職エージェントの活用は必須です。
転職エージェントは、キャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれます。
転職エージェントの仕組み
多くの転職エージェントは無料で利用できます。当サイトで紹介している転職エージェントはすべて無料で利用できます。
転職エージェントを使うとメリットが多い
転職エージェントを利用するメリットは以下のとおりです。
これだけのサポートが無料!
無料で利用できる理由は、企業が転職エージェントに成果報酬を支払っているためです
転職先の提案
転職エージェントは、転職のプロ。
自分の希望に合った転職先を提案してくれます。もし、どんな仕事が自分に合っているかわからない場合は、キャリア相談ができます。
履歴書・職務経歴書の作成を支援
転職エージェントは、履歴書や職務経歴書の作成を支援してくれます。転職エージェントによっては、テンプレートが用意されています。
転職活動で面接前に書類審査は必須! スムーズに通過するために応募書類の作成支援は有益です。
面接の日程調整を代行
働きながら転職活動をしていると、面接の日程調整は面倒です。
そんな面倒な日程調整を転職エージェントがあなたにかわって調整してくれるため、負担がなくなります。
面接練習を実施
転職エージェントは、面接練習も行ってくれます。想定される質問への回答についてフィードバックしてくれるため、面接が苦手でも自信を持って面接にのぞめます。実際の面接に同行してくれる転職エージェントもあります。
企業に詳細情報を確認
転職先に給与面や休日など聞きたいけれど聞きにくいことがある場合、自分の代わりに転職先に直接聞いてもらえます。
転職後もサポートあり
転職エージェントでは、転職後も不安なことや相談したいことが出たら相談できるため安心です。
転職エージェントの選び方
転職エージェントを選ぶ際に、考慮するポイントを紹介します。
- 薬剤師に特化している
- 自分の希望にあう案件が多い
- 相性が良いキャリアアドバイザーがいてサポートが充実している
薬剤師から異業種転職する際には、薬剤師資格を活かすことをオススメします。薬剤師転職エージェントは薬剤師有資格者の求人を多く扱っています。
薬剤師転職エージェントの選び方とおすすめ3選で詳しく解説しています。
転職成功率がアップするキャリアアドバイザーの活用法
相性の良い有能なキャリアアドバイザーが担当になったからといって、すべて丸投げはNG。
キャリアアドバイザーの中で優先度の高い求職者になるためのポイントを紹介します。
- 【登録時】転職希望時期は「未定」を選ばない
- 【対面でのヒアリング時】ヒアリングでもスーツかそれに準じた服装が好ましい。できれば履歴書や職務経歴書を持参する。
- 【転職活動中】キャリアアドバイザーからの連絡にはなるべく早く返信する
転職エージェント利用の注意点
転職エージェントを利用する際の注意点を紹介します。
- 複数登録する(薬剤師から異業種へおすすめ転職エージェント)
- 転職への熱意をエージェントにしっかり伝える(言語化する)
- 自分の中で転職への期限を設け、計画を立てる
重要なことは、転職エージェントが自分に合うか合わないかです。合うか合わないかを判断するために複数登録してみて比較することがオススメです。
また、担当者によるところもあるため、もし自分と合わないと感じたら担当者変更を依頼します。
おすすめ薬剤師転職エージェント|薬剤師から異業種転職へ
転職エージェントはそれぞれ特徴があるため複数登録がオススメです。
当サイトでは、薬剤師を辞めて違う業種へ転職したい方にオススメの転職エージェントを薬剤師転職おすすめエージェント3選で解説しています。
初めから複数登録するのはちょっと……という方は、業界最大の求人数、10万件以上から選べる「セルワーク薬剤師」でどのような求人があるか、みてみることをオススメします。
登録・利用に費用は一切かかりません。気になる方は以下の公式サイトをチェックしてみてください。
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異業種転職ではなく、薬剤師として働きたい場合は、職場に不満がある薬剤師の転職方法をご覧ください。
薬剤師からの異業種転職でよくある悩み(FAQ)
薬剤師から異業種へ転職する際によくある悩みを紹介します。
- 辞めると資格が無駄になってしまうのでは?薬剤師の資格取得までの労力がもったいない
-
無駄にはなりません。薬剤師資格があると条件が良くなる場合も多数あります。
- 転職したら給料が下がる?
-
一時的に下がることはあります。企業の年収は青天井なので最終的には年収は高くなることが多いです。困らないように3ヶ月から半年間分の生活費を貯めてから転職することをオススメします。
- 今の仕事を辞めたいのか薬剤師を辞めたいのかわからない
-
現状の不満は何か、を考えて紙に書き出してみてください。
もし、不満が職場の人間関係や給与面などで薬剤師自体の仕事ではない場合は、転職エージェントで希望にあう職場(薬局・医療機関)を探すことで解決します。
- 一度業界から退いたら薬剤師業界に戻れない?
-
薬剤師の資格はなくなりません。もし転職してみてやっぱり薬剤師が良かった、と思ったらまた戻れます。出産や育児で一時期お休みして戻るのと同じです。
- 周囲の反対が心配
-
薬剤師の免許があるからこそ挑戦できます。自分の人生は自分で決めると伝えてみてください。転職が決まってから報告することも一案です。
- 転職する人の割合は?
-
30代以上の薬剤師は90%以上が1回以上の転職を経験しています。年代別では、40代は「3回」(21%)、50代は「4回」(25%)と年齢が上がるごとに転職回数は増加しています。(参考:薬剤師の転職実態調査|m3.com)
- 転職にかかる期間は?
-
薬剤師転職エージェントを利用した方を対象とした独自調査では、1〜2ヶ月(50%)が最も多く、次に1ヶ月未満、2〜3ヶ月、5〜6ヶ月でした。ほとんどの方が2ヶ月以内に転職できたという結果でした。
- 製薬会社の求人は少ないから転職は難しい?
-
製薬会社の求人はあまり多くありませんが、CRO(開発業務委託機関)でCRA(臨床開発モニター)として数年経験を積んでから製薬会社へ転職すると、転職のハードルが下がります。参考:CRAの仕事内容・必要なスキル・年収を解説
薬剤師から異業種へ転職を考える際の注意点
薬剤師からの転職を考える際に注意すべきポイントを紹介します。
薬剤師の経験やスキルを活かしつつ、適性や興味に合致する職場を選ぶことが重要です。また、転職活動を円滑に進めるためのコツや注意点もお伝えします。
- 興味を持つ分野:自分が興味がある分野で働く
- スキルの活かし方:自分のスキルや資格を活かせる職場を選ぶ
- 勤務条件: 勤務時間や休暇制度など、働く条件も重要
- 職場環境:職場の雰囲気や人間関係も考慮
自分に合った職場を見つけるために、情報収集や転職エージェントの活用が役立ちます。
異業種への転職はハードルが高い!と悩む方は違う薬局への転職もアリ
「今の職場に不満がある、でも異業種への転職はハードルが高い」という方は、今の職場を変えてみるというのも一つのオプションです。
薬剤師資格を活かしつつ、例えば病院から調剤薬局やドラッグストアへ、調剤薬局からドラッグストアへ転職することも検討に加えてはいかがでしょうか?
薬剤師資格があるからこそ異業種に挑戦できる!
薬剤師として働いているけれど、つまらない、自分は薬剤師に向いていないかも、このまま仕事を続けて良いのだろうか?という悩んでいるあなたへ
薬剤師の資格を持っているからと言って、薬局や病院で働かなければならない、ということはありません。
薬剤師の資格があるからこそ、他の仕事に挑戦ができます。もし挑戦してみて合わない、やっぱり薬剤師の方が良かった場合、また薬剤師に戻ることができます。
薬剤師資格は一生ものです。
もし、自分は薬剤師が向いていない、他の仕事に挑戦してみたいという方は自分らしいキャリアを築くための一歩を踏み出してみませんか?
転職は一人で悩まず、プロのキャリアアドバイザーに相談しながら一緒に進めてみませんか?
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